本サイトについて

● 大本営発表文について

大本営発表のソースとして、以下の3点を使用しています。

  1. 富永謙吾,『大本営発表の真相史』,自由国民社,1970年
  2. 辻󠄀田真佐憲,『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』,幻冬舎,2016年
  3. 朝日新聞 クロスサーチ

「1.」の文献に資料として「大本営発表総集」があり、これを主に参考にしました。

ただし、「2.」の文献において、以下のような記載がありました。

現在、日中戦争から太平洋戦争までの大本営発表を通覧できる文献は存在しない。富永(1970年)には、太平洋戦争以降の大本営発表の全文が掲載されている。ただし、これは『朝日新聞』の縮刷版より拾い集められたものであり、本文でも触れたとおり、見落としやダブルカウントが存在する。

具体的には、【2つの欠落と、1つのダブルカウントがある。(筆者要約)】

富永は太平洋戦争以降の大本営発表の回数を846回とするが、以上を踏まえれば、847回としなければならない。

辻󠄀田真佐憲,『大本営発表 改竄・隠蔽・捏造の太平洋戦争』,p.281より引用
(漢数字を算用数字に変更し、一部を中略して筆者要約を付けた)

以上より、本サイトの大本営発表の回数は、辻󠄀田の847回を採用し、カウントをし直し、開戦の発表を「001」、最後の発表を「847」として通し番号を付けました。

また、本サイトの理念として「ウェブサイト上に大本営発表を完全に再現する」としているため、旧字体や異体字に細心の注意を払いました。具体的に言えば、「」ではなく「(旧字体)」、「」ではなく「帝󠄁(1画目が横棒)」、「」ではなく「進󠄁(二点しんにょう)」のような、まだわかりやすい漢字から、「」ではなく「次󠄁(1画目が横棒)」のような細かい部分まで反映できるようにしました。これを実現するために、「3.」の文献を活用し、当時の使用状況を反映させました。

さらに、国立国会図書館デジタルアーカイブに、大本営発表の音声ファイルがある発表文があります。これについては、権利関係を確認したうえで、本サイトの該当発表文のページ上で聴けるようにする予定です。また、特に重要な発表文については、字幕を入れた動画形式で提供します。